長崎書店
1981年春、東京に来てまず行きたかったところの一つは三省堂書店だった。
あの規模は東京だなぁ、と感じたものだった。
三省堂書店の他にも大型の書店がいくつかあった。書店の規模とその数の多さが、あの頃の私にとっては、東京という街のスケールを身近に感じさせてくれていた。
私が住んでいた田舎町には、個人経営の書店がけっこうあった。いまの感覚からすると、そんなにあって経営が成り立つの? となるだろうが、当時はそうではなかった。
これらの書店のおかげで、私は「五味オーディオ教室」と出逢えたわけだが、オーディオへの関心が強くなっていくと、
バスに一時間ほど乗って、熊本市内の書店をまわる。
上通りに長崎書店がある。私の記憶の中では熊本市内でもっとも大きな書店である。
この書店でオーディオの本、音楽の本を探していた。
明日(5月21日)、一年ぶり帰省する。父の一周忌だ。
Google Mapsを眺めていたら、いまも長崎書店はある。当時のままのようだ。
一年前は、あまり時間がなくて熊本市内をぶらぶらすることができなかったが、今回は少し余裕がある。
長崎書店に行く。