Date: 3月 11th, 2012
Cate: ジャーナリズム
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1年経ち……

今日で1年が経った。
1日前の昨日、ステレオサウンドの春号が書店に並んでいる。
まだ読んでいない。ステレオサウンドのサイトで公開されている記事のタイトルを見ただけである。

ステレオサウンドはオーディオの本である。
オーディオは趣味のことだから、趣味の雑誌であるステレオサウンドに、
1年が経ったことは関係ないということなのだろうか。
記事のタイトルを見て、予測していたこととはいえ、どうしてもそうおもってしまう。

そういうステレオサウンドの編集方針を、否定はしない。
いまのステレオサウンドの編集方針は、そうなのだから。

だがステレオサウンドは、敗戦後の焼け野原にたたずんだ男の心の裡で鳴ったベートーヴェンが、
大事な根っこになって誕生したものである。

世の中は変化する。
ステレオサウンドも変化する、ステレオサウンドを取り囲む状況も変化している、──その編集方針も変化する。
その変化の中で、ステレオサウンドは大事な根っこのひとつを喪くしてしまった。

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