Date: 5月 5th, 2026
Cate: 戻っていく感覚
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My Favorite Things(カセットデッキ篇・その11)

私にとって、ルボックスのB710、スチューダーのA710は、チューナーにおけるマランツのModel 10B、セクエラのModel と同じ位置付けにあるわけではない。

私の中では、チューナーでいえばアキュフェーズのT104、パイオニアのExclusive F3的な位置ともいえる。

カセットデッキとチューナーと、ジャンルが違うから、こんな位置付けをしても、あまり意味はないとは思いつつも、それではカセットデッキで、
マランツ、セクエラに匹敵するモノとなると、ナカミチの1000ZXL、もしくは1000ZXL Limitedかと思うけれど、
何かちょっと違うな、と感じるところもある。

カセットテープ(デッキ)の限界まで追求している点では、確かにそうだと思う。でも1000ZXLの、あの大きさを見ると、その点が、Model 10B、Model 1と違うと感じるところにつながっていくように思う。

ナカミチの1000が大きくしようとして、あのサイズになったのではなく、性能を追求していったら、あのサイズになったことはわかっている。

それでも……という抵抗感が私にはある。それはカセットテープのための機械だから来ていることかもしれない。

カセットテープと書いてきているが、ここでのカセットテープとは、フィリップスが開発したコンパクトカセットのことである。

テープをなんらかのケースに収めたものの総称がカセットテープであり、フィリップスのコンパクトカセット以前に、RCA、ソニーから独自のカセットテープは出ていた。

カセットテープとは、コンパクトカセットのことであり、コンパクトとつくことが示すように、それまでのカセットテープよりもずっと小さくなっている。

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