2026年をふりかえって(その2)
「五味オーディオ教室」からオーディオが始まったといえる私にとって、1978年夏に出たステレオサウンド 47号を、書店で手にしてパラパラとページをめくった私は、さすがステレオサウンド!、と心の中で叫んでいた。
五味先生の「オーディオ巡礼」が再開していたからだ。ステレオサウンド以外のオーディオ雑誌は、田舎の書店で見かけるものは全て目を通していたが、やっぱりステレオサウンドだなぁ、と実感できるほど、私にとって「オーディオ巡礼」がカラーページで読めることは、格の違いのようにも感じていた。
それから月日が随分経って、私のオーディオ歴は五十年、ステレオサウンドは創刊六十年。
ないものねだり。
ステレオサウンド 240号を読んで思うのは、このことだった。