Date: 6月 15th, 2026
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(vintage design・その2)

JBLの往年のプリメインアンプのSA600を、優れたデザインという人は多い。私もそう言ってきたし、
SA600はプリメインアンプであり、さほど大きくもないから手元にあってほしい一台でもある。

なのに最近、SA600は優れたデザインなのか、という疑問も持ち始めている。
フロントパネルについてではなく、アンプ全体として、どうか、である。

SA600は、JBLのパワーアンプSE400Sの前面に、コントロールアンプのSG520的構成を持ってきたコンストラクションとなっているため、SA600のリアパネルはSE400Sそのものである。

となるとプリメインアンプとしての入出力端子はどこに設けられているかといえば、底板である。

もうずいぶん前のことだが、オーディオの仲間の一人がSA600を買った。もちろん中古なのだが、相当に程度のいいSA600だった。

彼は、これまたずいぶん前からSA600のデザインをべた褒めしていた。嬉しかったなのだろう、手に入れたその夜に電話があった。

見て触って、その音を聴いて興奮しているのが伝わってくる。興奮するのもわかる。
しばらく話したあと、彼が言う、SA600の端子がどこにあるか知ってますか、と。

底板でしょう、と即答する。即答されたことに彼は驚いていた。
こちらとしては驚かれたことに、少し驚いていた。

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