Date: 6月 11th, 2026
Cate: 表現する
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熱っぽく、とは(その6)

1981年春、東京で暮らすようになって、東京ってすごい、と思わせたのは、以前書いている三省堂書店がある。
それから前回書いた東急ハンズ、そしてぴあがある。

ぴあの存在も全く知らなかった。東京には、こういう雑誌が出ているのか、という驚き、とともに、誌面いっぱいの情報(活字)量にも驚いた。

これほど余白の少ない雑誌はあったのだろうか。普通の雑誌ならば空白のところまで、何らかの活字で埋められていた。

編集の仕事を経験した後では、校正も含めて大変だろうなぁ、と思うようになった。

確か二週間に一度出版されていた。いったい編集部には何人のスタッフがいたのだろか。

映画、音楽、美術館、博物館など、東京で開催される、ほぼ全ての情報が一冊にまとまっていたから、さほど関心のない項目(ページ)にも目を通すことで、興味の対象が、わずかではあっても拡がっていく。

あの時代のぴあに載っていたのは、単なる情報だったのか。情報の羅列とは、ふり返っても、そうとは思えないものがあった。

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