Date: 6月 12th, 2021
Cate: 試聴/試聴曲/試聴ディスク
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試聴ディスクの変遷とオーディオ雑誌 (その1)

Amazon Music HDが追加料金なしでも利用できるようになったので、
プライム会員ということもあって、今日から利用するようにした。

TIDALで満足しているどころか、
まだまだ聴くのが追いつかないほどなのに、
Amazon Music HDでも音楽を聴こう、と思うようになったのは、
TIDALが弱い日本語の歌を集中して聴きたくなったことも関係している。

あれこれ検索していたら、沢たまきが表示された。
「ベッドで煙草を吸わないで」とともに、である。

上杉先生が、ずっと以前試聴レコードとして使われていた。
といっても、私がステレオサウンドで働いたころは、もう使われていなかった。

1966年発表の曲だから、
私がいたころ(1980年代)には試聴ディスクとして使われてなくても不思議ではなかった。

それでも、上杉先生といえば、私にとってはこの「ベッドで煙草を吸わないで」が、
まっさきに浮んでくる。

この曲がヒットしたころは、私は幼かったから、その時代のことを知っているわけではない。
テレビ番組で懐かしのメロディで聴いたぐらいの記憶しかない。

「ベッドで煙草を吸わないで」を最後まで通して聴いたのは、
今日が初めてだった。

聴いていても、上杉先生のことを思い出していた。

いまオーディオ雑誌で試聴ディスクとして登場する日本語の歌は、
「ベッドで煙草を吸わないで」のころとはずいぶん違ってきている。

50年以上経っているのだから、変ってきていて当然なのだが、
そういえば、オーディオ雑誌で使われてきた試聴ディスクをまとめた記事がないことに気づく。

ステレオサウンドも創刊50年をこえて、今年の秋で55年になる。
誌面に登場した試聴ディスクの数は、どれだけになるのか。

オーディオ雑誌はステレオサウンドだけではない。
すでに休刊(廃刊)になったオーディオ雑誌も少なくない。

それらを含めて、誌面に登場した試聴ディスク(曲)がどれだけになり、
そのうちのどれだけでTIDALやAmazon Music HDで聴けるのだろうか。

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