218はWONDER DACをめざす(その23)
ヤフオク!で落札したMac mini(Late 2014)は、
三つあるグレードのまんなかのモデルだ。
六年前のMacで、しかも、その時点で最高性能というわけでもないのだから、
いまの水準からすれば、ロースペックということになる。
それに付属品は、電源コードだけ。しかも純正品ではない、ということもあってだろう、
意外と安く落札できた。
31,500円だった。
実をいうと、最初はIOデータのSoundgenicを考えていた。
2TBの安価なモデルは、いま三万円をわずかに切る価格になっている。
この手の製品としては入門機になる。
これで、ものすごい音を出そうと考えたのではなくて、
入門機の実力は、いったいどのくらいなのか、ということに関心があった。
音質的に、どうしても不満があるのならば、
手を加えればいいや、ぐらいに考えて購入寸前までいったときに、
そういえば、いまMacの中古は、どのぐらいするのだろうか、と思った。
そう思ったら、iPhoneですぐに調べられる。
Soundgenicの2TBモデルと同じくらいの価格で買えそうなMacがある。
Mac miniも買えそうで、2014年モデルも、
探し方次第では、Soundgenicと同じくらいで買えそうだとわかった。
それからだった。ヤフオク!で検索して、これだったら、と思えるMac miniを落札した。
さきほど届いた。
さっそく開梱して、Nighthawk Pro Gaming SX10のとなりに並べてみた。
大きさもいい感じだ。
Soundgenicも、大きさとしてはたいして変らないけれど、
全体の質感が、Mac miniと比較すると(比較するものではないのはわかっている)……。
Soundgenicは新品、Mac mini(Late 2014)は中古なのだから、
同列には比較できないのはわかっていても、
現実として、どちらも同じくらいの価格で手に入れられるわけだから、
購入する側としては、選択肢としてみてしまうのは、どうしようもない。
アプリケーションはまだだが、これでハードウェアは、いちおう揃った。
メリディアンの218が125,000円(税抜き)、
Nighthawk Pro Gaming SX10、Mac mini(Late 2014)をあわせて、20万円を切る。
どこまで遊べるか、楽しめるか。