トマティスメソッド
ステレオサウンド 211号で目を引いたのは299ページである。
ここに、アルフレッド・トマティスの名前があったからだ。
1990年ごろ、マガジンハウスが出版していた雑誌(休刊)に、
このトマティスメソッドのことが載っていた。
そこには各言語の周波数グラフがいくつか載っていた。
フランス語のそれもあった。
スピーカーのメーカーの国による音の違いがよく論じられていたころのフランスのスピーカー、
その特徴的な音色をあらわしているかのようなグラフのカーヴだった。
他にもドイツ語、英語、日本語があったように記憶している。
トマティスメソッドがある、ということもその時知った。
ずっと気にはなっていた。
耳のトレーニングには最適のように思えたからだ。
インターネットを使うようになって数年したころ、
トマティスメソッドで検索したことがある。
いまもトマティスメソッドはある。
前回もそうだったけれど、料金を見て行くのをやめた。
いまは無料体験コースもあるようだ。
行く価値はあるように、いまも思っている。