ミソモクソモイッショにしたのは誰なのか、何なのか(その24)
前回(その23)を書いたのは、一年半前。
そこでも、「今日facebookを見ていたら」と書いている。
今日も、そう書く。
今日facebookを見ていたら、やっぱりそうなんだ、と強く確信したことがある。
この項のタイトルは「ミソモクソモイッショにしたのは誰なのか、何なのか」である。
ここまで読まれた方の中には、すでに気づかれている人もいよう。
「ミソモクソモイッショにしたのは誰なのか」は、はっきりと読み手である。
「ミソモクソモイッショにしたのは読み手である」。
オーディオ雑誌、オーディオ評論をここまでダメにしたのは、
もちろんオーディオ雑誌の編集者、オーディオ評論家を名乗っている書き手も含まれるのだが、
もっともミソモクソモイッショにしているのは、実のところ、読み手である──、
ともうずっと以前から感じていた。
今日、ほんとうにそうなんだなぁ、とダメ出しを喰らったような感じである。
もうどうしようもないくらいに、そうなんだなぁ、と感じていた。
私は、はっきりといまのステレオサウンドに否定的・批判的である。
けれど、多少は同情もしている。
そんな読み手なんだから……、という気持が編集者にあるのかどうかはわからないけれど、
あってもおかしくない、と思うほどに、今日は強烈なダメ出し的なことを目にした。
私が、そんな読み手と思う人たちは少数派なのかもしれないが、多数派なのかもしれない。
どちらなのかはなんともいえないが、少なくないようにも感じている。
そんな人たちは目立つ(目立ちがり屋なのだろう、きっと)からだ。
だからこそ「ミソモクソモイッショにしたのは何なのか」を考えていかなければならない。