Date: 7月 23rd, 2018
Cate: Frans Brüggen
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Frans Brüggen(その2)

カザルスのベートーヴェンの交響曲第七番については、何度か書いている。
文字通り、カザルス指揮の第七番を聴いて打ちのめされた。

それから一時期、カザルスのレコードを聴きまくっていた。
七番以外にもモーツァルトの交響曲を買ったし、バッハももちろん買った。
シューベルト、それにベートーヴェンの八番などである。

八番も凄かった。
カザルスの八番を聴くまで、八番がこういう曲だとは思ってもみなかった。
カザルスの八番を聴いて、いろんな指揮者の八番を聴きまくった。

カザルスの八番以外でもっともよく聴いていたのが、
フランス・ブリュッヘン/18世紀オーケストラによる八番だった。

その後もいくつもの八番を聴いてきた。
いまもベートーヴェンの八番といえば、カザルスとブリュッヘンである。

この二枚があれば、ベートーヴェンの八番は他にはいらない、とまではいわないものの、
この二枚がなければ、私にとってのベートーヴェンの八番はないに等しい曲になってしまう。

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