いま、そしてこれから語るべきこと(その8)
このブログが書き始めたのは2008年9月。
六年半ほど前。私は45だった。
いま、このタイトルのブログを読みなおしていて、
六年半前のことなのに、「青かったなぁ……」と思ってしまった。
タイトルもそうだし、カテゴリー分けにしてもそうだ。
ひとつ前の(その7)を書いたのが、2008年11月。
そのころは、このタイトルでいこう、と思っていた。
いま「青かったなぁ……」と思い、タイトルもカテゴリー変えようかとも考えた。
でも、変えずにこのまま書いていこうと思う。
(その7)で、交通事故にあわれたオーディオファイルの方のことを書いている。
私が、ここで書きたいのは、オーディオの効能性である。
なぜ効能性なのかについては、(その2)でふれている。
菅野先生のベストオーディオファイルには多くの人が登場された。
私にとっても、もっとも印象深かったのは、交通事故にあわれた人だった。
このとき菅野先生と、このオーディオファイルの方が話されているカセットテープを聞きながら、
ワープロで文字入力していた。まとめも私がやっている。
テープに録音された会話をきいていた。
そのころから、オーディオの効能性を考えはじめていたのかもしれない。
この数年後、私は左膝を骨折して入院した。手術を受けた。
そのときのプレートを抜くために八ヵ月後にまた入院した。
このときNHKのニュース番組をみていた。
このNHKのニュースを見るための骨折・入院・手術だったのかもしれない──、
真面目にそう感じていた。
テレビには、水俣病の女性が映し出されていた。