Date: 6月 6th, 2010
Cate: 選択
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オーディオ機器を選ぶということ(その6)

「憧れ」は、どこかで顔を出す。

一昨日Twitterに、以前に書いた、グレン・グールドの椅子のことにふれた。

田中一光先生のハークネスの間にあったハンス・ウェグナーの椅子とは、対極的なのが、グールドの椅子だ。
このレプリカは、いまでも入手できる。

以前、この椅子について書いたときは、グールドの演奏を聴くときは、この椅子に坐りたい、とした。
いまもその気持はある。
でも、Twitterでつぶやいて、ふと思ったのは、このグールドの椅子のレプリカを、
左右のスピーカーの間に、ポツンと置きたい、ということ。

机はいらない。ボロボロの、この椅子だけを置く。
そして、この椅子に似合うスピーカーを選ぶ、ということも、あってもいい、というよりも、
そういう選択をしたい、とふと思った。

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