Archive for category ショウ雑感

Date: 5月 15th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その17)

10月17日、18日に開催予定だった真空管オーディオフェアも、中止になった。
ぎりぎりまでのばさずに、この早い時期での中止の決定はなかなかできることではないと思う。

オーディオショウは東京ではいくつか開催されている。
けれど、そのすべてに行く、という人はあまりいないように思う。

私はすべてのオーディオショウに行っているわけではない。
真空管オーディオフェアには、まだ行ったことがない。

OTOTEN、インターナショナルオーディオショウのような規模ではないが、
かなり多くの人が来場すると、行ったことのある友人からきいている。

真空管オーディオフェアだけに行くという人も、きっといるはずだ。
OTOTEN、インターナショナルオーディオショウとはかなり趣が異るだろうから。

11月開催のインターナショナルオーディオショウが、どうなるのか、
いつごろ決定になるのか、私はまったく知らない。

ぎりぎりまでのばしたほうがいいのか、それとも早めに決断したほうがいいのか。
その判断もむずかしいところなのだろう。

誰もいわないだろうが、出展社の本音はどうなのだろうか。
毎年出展しているところでも、二年に一度くらいでいい、とか、
毎年出展しても……、と思っているところがあるのかないのか……。

出展にはお金がかかる。
オーディオフェアのころに比べれば、その予算は少なくてすんでいるだろうが、
それでも負担と感じている出展社がいない、といいきれるだろうか。

インターナショナルオーディオショウの初日に行くと毎回感じていることがある。
オーディオ業界にずっといる人たちの同窓会のような雰囲気が、初日は特に強く感じる。

気づけば、一人欠け、二人欠け……、といつかはなっていく。
そう遠い日のことではないはずだ。

Date: 5月 3rd, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その16)

これまで、オーディオ雑誌は、
OTOTEN、インターナショナルオーディオショウの記事を、どこも載せてきた。

今年は、OTOTENに関してはなくなった。
インターナショナルオーディオショウも、どうなるのかわからない。

ならば誌上OTOTENという記事を、どこかやらないのか、と思う。
富士フイルムのφが、今年はどうなっているのか。
そのことを取材にいく。

ESD ACOUSTICは、今年も出展するつもりだったのか。
だとしたら、どんなふうに今年はやる予定だったのか、。
ESD ACOUSTICは中国のメーカーだら、取材に行くのは無理でも、
メールでの取材は可能なはず。

その他のメーカー、輸入元にも取材に行く。
多くのところが、今年はどんなふうにやるのかはおおまかではあっても決っていたと思う。

どんなディスクをかける予定だったのか、
そんなことを含めて、こまかな取材をしてきてくされば、
例年通りの記事よりも、ずっとおもしろいものちなるのではないだろうか。

ステレオサウンドが、こういう企画をやると思えない。
やってくれるとしたら、ステレオか。

Date: 5月 3rd, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その15)

2018年のOTOTENに初出展した富士フイルム。
φ(ファイ)という、独自のスピーカーシステムの試作品を出品していた。

人気があって、ブースに入れずに聴けなかった。
2019年のOTOTENには、改良版が出品されていた。
やはり人気がありすぎて、ブースに入れず、実物すら見れなかった。

まだ製品化はなされていない。
今年こそ、三度目の正直で聴きたい、と思っていたが、
OTOTENが中止になったので、聴けずに終る。

2021年になったら聴けるのだろうか。
富士フイルムは開発をまだ続けているのか。

Date: 5月 2nd, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その14)

日本だけでなく、世界中で、オーディオショウは中止になっている。
日本だけでもけっこうな数のオーディオショウが開催されている。
世界各国となると、いったいどれだけの数になるのか。

そのなかには小規模、中規模のオーディオショウもけっこうあるはずだ。
そのオーディオショウの規模がどの程度なのかははっきりと把握していないが、
海外のオーディオショウの一つが中止になった。

しかたないことではあるが、
そのオーディオショウの主催者が出展社に出展料を返さない、
ということでトラブルが起っている、らしい。

こまかな事情はわからない。
それぞれに事情があってのことかもしれない。
返金したいけれど、できないのかもしれない。

他にも同じようなトラブルになっているオーディオショウがあるのかもしれない。
あっても不思議ではない。

解決に向っていくのかもわからない。
わからないことしかないのだが、
和解しないままになってしまうと、どうなってしまうのか、の想像はつく。

Date: 4月 27th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その13)

高校総体も中止になった、というニュースがあった。
夏の甲子園もどうなるかなんともいえない。

一時的な収束はあっても、年内の終息はないのでは……、
私はそんなふうに思っているから、11月のインターナショナルオーディオショウは、
時期が時期だけに、第二波に備えて、ということになれば、
開催はどうなるかなんともいえないのではないか。

そんなことを考えていると、
完全終息ということにならなければ大晦日の紅白歌合戦も中止になるのか。

先のことはわからない。
そんな可能性があるかも──、というだけなのだが、
OTOTENの中止は予想できたことであって、特に残念というふうには感じていないが、
それでも2019年のOTOTENにいきなり出展したESD ACOUSTICは、ちょっと気になる。

今年のOTOTENに出展予定だったのかどうかは知らない。
出展してほしい、と思っていたメーカーである。

日本での代理店は決まらなかったようだ。
ESD ACOUSTICのサイトを見ると、昨年よりもよくなっている。
製品の写真も見ても、昨年の、いかにも試作品的な印象は薄れ、
製品っぽくなってきている。

完成度は増してきているようだ。
音はどうなのか。

この一年で、どれだけ進歩したのか、していないのか。
それを自分の耳で確かめる機会は、今年はなくなってしまった。

Date: 4月 24th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その12)

6月20日と21日に開催予定だったアナログオーディオフェアも中止になった。
オーディオショウの中止だけでなく、
ラジオ技術 6月号(5月発売号)は発売延期になり、7月号との合併号となる。

ステレオサウンド、オーディオアクセサリーなどは季刊誌だから、
まだ影響は小さいだろうが、月刊誌だとそうとはいえないところも、
ラジオ技術に続いて出てくるかもしれない。

新型コロナが収束したら、元通りになる──とは思っていないし、
元通りになることがいい、とも思っていない。

Date: 4月 15th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その11)

収束か終息か。
今回のコロナ禍に対して、終息を使うところもいくつかある。
私がみた範囲では収束のほうが多いように感じた。

私は、終息でなく収束を使っている。
そう簡単に終息するとは思えないからだ。

今回は収束しても、また起るであろうからだ。
朝日新聞のウェブサイトに、
「外出自粛、22年まで必要」という記事が公開されている。

ハーバード大学の研究チームの予測である。

この予測どおりになるのかどうかも、私にはわからないけれど、
終息とはならない、という見方は、やはりある。

今回はOTOTENの中止、
春のヘッドフォン祭も中止、
ミュンヘンのHIGH ENDショウも中止になっている。

大きなオーディオショウ以外にも、販売店主催の催しも中止になっている。

こんなふうに書いて行くと、
これからのオーディオ界はどうなっていくのだろうか……、不安な気持になるだろうか。
そういう人もいるだろうが、
私はいまでこそ東京に住んでいるから、
東京でのOTOTEN、インターナショナルオーディオショウ、他にもいくつかの催しなどに、
行けるけれど、熊本に住んでいたときはそうではなかった。

オーディオフェアに行きたい、東京、東京近郊の人たちはいいなぁ、と羨ましかった。
けれど、そのことでオーディオがつまらなかったわけではなかった。
楽しかった。

それに東京に住んでいても、まったくオーディオショウに行かない人も少なくない。
それでいいようにも思えてくる。

Date: 4月 13th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その10)

6月のOTOTENの中止が発表になった。
中止になる可能性は高くなりつつあると思っていたから、特に驚きはない。

それでも先は見通せない状況だから、
11月のインターナショナルオーディオショウは大丈夫、と安心はできない。

OTOTENの前身であるオーディオフェアは、一度だけ公開中止になったことがある。
1979年10月19日、この日東京に台風20号が来襲。
14時に公開中止が決定になった、そうだ。

当時は晴海の見本市会場だったが、
窓ガラスが割れ、電燈が落ちる事故が続発し、主催者側に二人のけが人が出ている。

来場者の避難も大変だったそうだ。
いまのOTOTENとは違い、当時のオーディオフェアには多くの人が訪れていた。
1979年は、10月17日から24日までの開催(一般公開は19日から)。

オーディオ協会発表によれば、
17日:10,900人
18日:11,200人
19日:9,200人
20日:49,300人
21日:71,400人
22日:31,900人
23日:34,800人
24日:32,400人

一週間の期間中で251,100人である。
台風の日の19日でも一万人ちかい。

当時の規模の大きさがわかる。

オーディオは、いわゆる生活必需品ではない。
だからブームが去れば……、という見方もできなくはないが、
こういう状況下において、オーディオは好適な趣味でもある。

けれど、オーディオ業界は苦しい、ともきいている。
ウワサなのだが、オーディオ販売店がかなり厳しい、らしい。

Date: 4月 11th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その9)

その8)は、3月23日に書いている。
状況は悪くなっている。
もっと悪くなりそうな気さえする。

そうなると、6月のOTOTENの開催が心配になってくる。
今年は中止という可能性は強まってきている、といえる。

そうなると秋のインターナショナルオーディオショウも、どうなるのかわからなくなる。
新型コロナが、あと一ヵ月程度で収束に向っていったとしても、
その余波はしばらく残っていくだろうし、来年のいまごろは、
ふたたびコロナ禍にみまわれているかもしれない。

インフルエンザのように、
今年のウイルスは○○A型とか、○○B型とかいってそうな気もしなくはない。

とにかくオーディオ業界に与える影響は、小さくないとは誰もが思っていることだろう。
影響とは悪いことだけをいいたいのではない。

いい影響も悪い影響も、どちらもあることだろう。
私がいい影響として、一つ期待しているのは、
非常に高額なオーディオ機器が減ってくれる(無くなってくれる)ことである。

のど元過ぎれば熱さ忘れるではないが、収束してしまったとたんに、
ころっとすべて忘れてしまう人もいるけれど、そうでない人もまたいる。

オーディオに対する考え、取り組みも、
がらっと変るのではなく、静かに変っていくのではないのか。

Date: 3月 23rd, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その8)

4月に開催予定だった春のヘッドフォン祭2020の中止が決まった。
延期ではなく中止である。
年二回開催されているから、秋は行われるだろうが、
先の見通しは誰にもわからないのだから、もしかすると……、という可能性も考えられる。

やはり4月開催予定だった北陸オーディオショウも中止を発表。
各地で予定されているオーディオショウは他にもある。
それらがどうなるのかは、まだわからない。

6月6日と7日開催のOTOTENは、いまのところ何もアナウンスしていない。
開催予定のようである。

4月と6月とでは、状況も変化しているかもしれない。
よい方向なのか悪い方向なのか。

収束の方向に向わなければ、OTOTENも中止になるかもしれない。
そうなると秋のインターナショナルオーディオショウもどうなるのかなんともいえない。

OTOTENとインターナショナルオーディオショウがもし中止になれば、
オーディオ業界への影響は決して小さくないはずだ。

これを機にストリーミング中継を真剣に考えていくべきではないのか。
OTOTENもインターナショナルオーディオショウも、東京で開催される。
遠くから来場する人もいるが、やはり来れない人のほうが多い。

無観客でのコンサートの中継も行われたのだから、
オーディオショウも、そんな中継では微妙な音の違いを伝えられないと決めつけるのではなしに、
柔軟に取り組んでいく必要はあると思う。

人気のブースは人でいっぱいになる。
音を鳴らす環境としては、
つまり音を聴いてもらうには、決していいとはいえないブースも少なくない。
ならば、いっそのこと無観客で、マイクロフォンを立てての中継もありではないだろうか。

最良の位置と思えるところにマイクロフォンを立てる。
日本でも5Gが開始になる。

人が集まってこそのオーディオショウなのはわかっている。
それでも、今回のようなケースが、これからも発生することも十分あるし、
来られない人が大勢いるということも考えてほしい。

Date: 3月 3rd, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その7)

5月14日から17日までミュンヘンで開催予定だったのHIGH ENDショウは、
新型コロナウィルスの流行により、中止が先日正式に発表になった。

日本のオーディオショウはどうなるのだろうか。
OTOTENは6月6日と7日である。
中止になる可能性は十分考えられる。

そんなことを思いながら、
1979年にステレオサウンドから出たオーディオフェアのムックをパラパラめくっていた。

「入場者の中から100人の方々にうかがってみました」という記事がある。

100人中、50代の人は2人である。
10代の人が19人、
20代、30代が中心年齢層である。

それから40年。
OTOTEN、インターナショナルオーディオショウの中心となる年齢層は、
そのまま40年スライドしただけのようである。

Date: 2月 12th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その6)

今年のインターナショナルオーディオショウに、
ハーマンインターナショナルが戻ってくる。

ハーマンインターナショナルが復活する、というニュースはすでに知っていた。
やっと正式に発表になった。

インターナショナルオーディオショウで入場者登録のアンケート用紙に、
出展してほしいブランドはどこか、という項目がある。

ここ数年、ずっとJBLと書いてきていた。
私と同じ人はけっこういたのではないだろうか。

それだけでなく、以前書いているように、
今年はJBLのモニタースピーカー50周年記念モデルが出る、といわれている。
来年はJBL創立75周年でもある。
このへんが理由としては、いちばん大きいのだろう。

いまJBLのスピーカーをバカにする人は増えてきているようだ。
ブルーバッフルで木製のエンクロージュアゆえに、
青ダンスと揶揄する人もいる。
ホーン型ユニットを、古いと一刀両断する人もいる。

JBLなんて、戻ってこなくていい、と思う人も増えてきているのか。
でも、それ以上にJBLに戻ってきてほしい、と思っていた人が多かったのではないのか。

私は勝手にそう思っている。

こんなことを書いていると、それだけで古くさいヤツだ、と思う人もいる。
ほんとうにそうだろうか。

ほんとうに大事なことは古くも新しくもならない。

Date: 2月 7th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その5)

その熊本のオーディオ店では、別の機会に瀬川先生による「THE DIALOGUE」も聴いている。
その時の音も一つの基準となっている。

その基準よりも、私がaudio wednesdayで鳴らす「THE DIALOGUE」は、少しばかり大きい。
大きい、といっても、記憶のうえでの、感覚的な比較でしかない。
厳密に、どのくらい大きいとはいえない。

では、なぜ少しばかり大きいのか、といえば、
それは同じ音量による再生をめざしているのではなく、
あの時4350Aから鳴ってきたバスドラムの、衝撃的といえるエネルギーを求めているからだ。

4350Aは15インチのダブルウーファー、
喫茶茶会記のスピーカーは、アルテックの416-8Cで、シングル。
バイアンプ駆動とシングルアンプ駆動という違いもある。

それらの違いを承知のうえで、
あの時の4350Aと同じエネルギーを再現したい。

あの時の音量ではなく、エネルギーを、という私の耳には、
オーディオショウでの「THE DIALOGUE」の音量ではなくエネルギーは、そうとうに低く感じてしまう。

Date: 2月 7th, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その4)

「THE DIALOGUE」は、どのくらいの音量で鳴らすのか。

ここ数ヵ月は、audio wednesdayで「THE DIALOGUE」をかけなくなった。
理由は、メリディアンの218を使うようになったことが関係している。

私が持っている「THE DIALOGUE」は、CD層とSACD層のハイブリッド盤である。
喫茶茶会記のMCD350で聴くと、これはSACD層のほうがいい。
最低域が、SACDでは1オクターヴといってしまうと、やや誇張気味になるが、
半オクターヴくらい、さらに下にのびているような感じを受ける。

audio wednesdayでは、
マッキントッシュのアンプ、MA7900のパワーアンプ部のみを使い、
218で音量設定をしていることもあって、SACDを鳴らさなくなったが、
鳴らしているときは、けっこうな音量だった。

大きすぎる、と感じる人もいる。
それでも、録音・再生の約束事から逸脱した音量とは思っていない。

菅野先生は、どのくらいの音量で鳴らされていたのか。
私がステレオサウンドで働いていたころは、
「THE DIALOGUE」は試聴ディスクから外れていた。

菅野先生のリスニングルームでも「THE DIALOGUE」は聴いたことがない。

それでも熊本のオーディオ店に菅野先生が来られたことがあった。
JBLの4350Aが設置してあるブースで菅野先生、
その隣のブースで瀬川先生が音を鳴らされる、という催しものだった。

この時、4350Aで「THE DIALOGUE」が鳴った。
この時の4350Aを含むシステムはオーディオ店による調整だったので、
菅野先生の音といえないにしても、
「THE DIALOGUE」の音量において、私にとって一つの基準となっている。

Date: 2月 2nd, 2020
Cate: ショウ雑感

2020年ショウ雑感(その3)

TOKYO AUDIO BASE 2020の会場に着いて、
最初に入ったブースはほぼ満席だった。
座れるところは空いてなかったので、後方で立って聴いていた。

座っている人のなかに、気になる人がいた。
音が鳴っているときに、両手を耳に後にあてている。

手の大きさの分だけ外耳が大きくなるのと同じだから、
聴こえもよくなるわけだが、この人は自宅でもそうやって聴いているのか。
だとしたら、腕が疲れないのだろうか。

そんなよけいな心配をしていたのだが、よく見ると、
どうも手で耳をなかば塞いでいるようなのだ。

そのブースでの音量は、こういうオーディオショウでは大きくも小さくもない、と感じるくらいだった。
私は後方にいたし、その人は前列のほうだった。

多少離れていたとはいえ、その位置でも大きな音量とはいえない。
ただ、これはあくまでも私の感じ方であって、
耳を塞ぎ気味で聴いていた(と思われる)人にとっては、それでも大きすぎたのかもしれない。

すべての人にちょうどいい音量の設定は、まず無理である。
人には、それぞれ許容範囲がある。
その範囲内におさまっていれば、不満はほとんど出ないであろう。

それでも許容範囲が広い人もいれば狭い人もいるはずだ。
聴いている人に配慮した音量設定はできない、と考えるものだ。

結局、鳴らす音楽に配慮した音量設定をするしかない。
そうなると、あのブースでの小さすぎる音量での「THE DIALOGUE」は、
誰に対して、何に対しての配慮のもとでの音量設定だったのか。