2020年ショウ雑感(その6)
今年のインターナショナルオーディオショウに、
ハーマンインターナショナルが戻ってくる。
ハーマンインターナショナルが復活する、というニュースはすでに知っていた。
やっと正式に発表になった。
インターナショナルオーディオショウで入場者登録のアンケート用紙に、
出展してほしいブランドはどこか、という項目がある。
ここ数年、ずっとJBLと書いてきていた。
私と同じ人はけっこういたのではないだろうか。
それだけでなく、以前書いているように、
今年はJBLのモニタースピーカー50周年記念モデルが出る、といわれている。
来年はJBL創立75周年でもある。
このへんが理由としては、いちばん大きいのだろう。
いまJBLのスピーカーをバカにする人は増えてきているようだ。
ブルーバッフルで木製のエンクロージュアゆえに、
青ダンスと揶揄する人もいる。
ホーン型ユニットを、古いと一刀両断する人もいる。
JBLなんて、戻ってこなくていい、と思う人も増えてきているのか。
でも、それ以上にJBLに戻ってきてほしい、と思っていた人が多かったのではないのか。
私は勝手にそう思っている。
こんなことを書いていると、それだけで古くさいヤツだ、と思う人もいる。
ほんとうにそうだろうか。
ほんとうに大事なことは古くも新しくもならない。