Date: 10月 16th, 2009
Cate: サイズ
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サイズ考(その37)

あれこれ試していくうちに、パワーアンプ出力からスピーカーシステムの入力端子までの配線において、
なにを重要視すべきかということが、すこしずつ把めていると思う。

意外にも重要なのは、アース(マイナス)側だと思っている。
そうなると、ネットワークを含めて考えると、アース側の配線(スピーカーケーブル)の本数は、
もっと増やしたくなる。

内蔵ネットワークが−6dB/oct.の減衰量であれば、ウーファーに対して直列にコイルがひとつはいるだけだから、
アース側の配線を増やすことはない。
−12dB/oct.の減衰量のネットワークとなると、あくまでウーファーだけの話しですすめていくが、
コイルのあとにコンデンサーが並列にはいる。
ということは、このコンデンサーを流れる信号と、ウーファーを流れる信号は異るわけだ。
なのにアース側の配線は、一緒くたにしている。
流れる信号が異れば、共通インピーダンスまで勘案すると、わけるべきである。

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