Date: 10月 16th, 2009
Cate: サイズ
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サイズ考(その38)

具体的には、プラス側の配線は1本だが、
アース側は、コンデンサーからの配線が1本、ウーファーのマイナス端子からの配線が1本、
計2本を独立して、アンプの出力端子までひっぱってくることになる。

−18dB/oct.の減衰量のネットワークでは、コイルがもうひとつ直列に入るだけで、
並列に挿入される素子(ハイカットの場合、コンデンサー)はないので、
−12dB/oct.のときと同じ、アース側の配線は2本でいい。

−24dB/oct.の減衰量となると、コイル(直列)、コンデンサー(並列)、コイル(直列)、
コンデンサー(並列)となるので、アース側の配線が1本増える。つまり3本になる。

−12dB/oct.と−18dB/oct.のネットワークのバイワイヤリングだと、
プラス側はウーファー、トゥイーター側に1本ずつで計2本、
アース(マイナス)側は、ウーファー、トゥイーターともに2本ずつで計4本、
つまり3組のスピーカーケーブルを使うことになる。

さらにトゥイーター側にアッテネーターが挿入されている場合には、
このアッテネーターからの配線が1本増えることになる。

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