「ルードウィヒ・B」(その2)
未完で終ってしまった「ルードウィヒ・B」だが、同じくクラシック音楽をテーマとした、
現在進行中の「のだめカンタービレ」が、いよいよ次号で最終回を迎えるようだ。
今日発売の「Kiss」最新号掲載の同作品の最終ページに「次号、グランドフィナーレ」の文字があった。
「Kiss」は月2回発行(10日と25日)だが、「のだめカンタービレ」の掲載は、基本的に月1回。
掲載誌で読み、単行本でまた読んできた。
なにか素晴らしい決着で終りそうな予感にみちた今回の話も、
読んでいて「じーん」とくる、ふたりの演奏シーンがある。
「ルードウィヒ・B」と「のだめカンタービレ」は、時代設定も、主人公が作曲家とピアニストかという違いがある。
それだけでなく、違いは、手塚治虫と「のだめカンタービレ」の作者、二ノ宮知子では、
音楽の表現手法にもある。