Digital Integration(その8・補足)
ジローさんのコメントにあるように、Macオーディオと書いたところで、
ほとんどの方には、伝わらないだろう。
だから、PCオーディオ、と表記したくなる気持も分からないでもないが、
それでもMacのみを使い続けてきた人ならば、表現のしかたを考えてほしかったと思う。
PCオーディオにかわることばを、自分で考えるのもいいし、
考えつくまでのあいだは、たとえば「Macを使ったCD再生」、
「コンピューターによる音楽再生」と、いろいろ表現できる。
わかりにくさは、まったくないはずだ。
ジローさんとは面識があるが、このブログを読んでくださっている、ほとんどの方とは面識がない。
ここでは、私が文字にしていることば以外の要素はない。
あえて写真もグラフ、図柄もいれていない。
そこにおいて、ことばをおろそかに扱うということは、読み手への態度として、
書き手が気づかぬうちにあらわれ、読み手はそれを敏感に感じとる。
仲間内で、ある了解のもとに、Macユーザー同士がPCオーディオ、と使うのまで、
あれこれ言うのではない。
基本的に文字だけがコミュニケーションの手段である本やネットにおいて、
みんなが使っているからと安易に流されたり、おろそかに「ことば」を扱うことを、
書き手であるのならば、真剣に考えるのは当然のことである。
だから、以前書いたことだが、安易に略すことも、どうかと思っている。
とくにいままでにない、新しいことばをつかうのなら、より慎重であるべきだ。