2026年ショウ雑感(その13)
どこのブースなのかは明かさないが、あるブースで、そこがとりあつかっているブランドのケーブルの比較試聴があった。
ケーブルのグレードが上がることで、どう音は変化するのか。同一ブランドでの比較試聴だった。
ケーブルの比較試聴なのに、ケーブルの引き回しが実にぐちゃぐちゃだった。信号系ケーブルの近くには、使用していないケーブルがとぐろをまいた状態で置かれている。
比較試聴に関しても、グレードが上がるごとにそれまでのケーブルを片付けていく。片付けること自体はいいことなのだが、というか、片付けておくのが基本なのだが、まずそこが疎かににされているだけでなく、全ての段階で疎かにしているわけではない。
比較試聴ならば、全て同じ条件で鳴らすようにしてほしい。片付けていくことでの音の変化を聴き分けているのであれば、最初から同じ条件で鳴らす(聴いてもらおう)とするはずだ。
ケーブルの片付け具合だけでなく、ケーブルの挿し替えごとにパワーアンプが少し動く。手直しもされるのだが、モノーラルパワーアンプで、途中から置き台に対しての位置が、左右で違うことになっていた。
こんな感じで自社の試聴室でも聴いているのか、と思う。そして、このブースの人たちは、そこで鳴らしている音に、責任ということを感じているのかどうかだ。