Date: 5月 2nd, 2026
Cate: ディスク/ブック
Tags:

LOVE! MISORA HIBARI JAZZ & STANDARD COMPLETE COLLECTION 1955-1966

今日も、あるところに行って、アルテックのA4のセッティングをしていた。

まだまだ、いろいろやりたいことはあるけれど、とりあえず、今日の段階での音を聴いてもらったし、聴いていた。

毎回聴くのは、レナータ・テバルディのボエーム。その後に、“LOVE! MISORA HIBARI JAZZ & STANDARD COMPLETE COLLECTION 1955-1966”を聴いた。

一曲目の“LOVE”を聴く。

ここのA4で、美空ひばりを聴くのは初めてではないが、今回の美空ひばりは、初めて聴くかのような印象があった。

ステレオサウンド 60号で、瀬川先生がA4について語られている。
     *
 たまたま中2階の売場に、輸入クラシック・レコードを買いにいってたところですから、ギョッとしたわけですが、しかし、ギョッとしながらも、いまだに耳のなかにあのとき店内いっぱいにひびきわたった、このA4の音というのは、忘れがたく、焼きついているんですよ。
 ぼくの耳のなかでは、やっぱり、突如、鳴った美空ひばりの声が、印象的にのこっているわけですよ。時とともに非常に美化されてのこっている。あれだけリッチな朗々とした、なんとも言えないひびきのいい音というのは、ぼくはあとにも先にも聴いたことがなかった。
     *
60号は1980年秋に出ている。
その日から、瀬川先生が体験された美空ひばりを聴きたい、と思っていても、それが無理なことはわかっていた。

ただ単にA4で美空ひばりを聴きたいわけではない。瀬川先生の体験を、それに近いレベルで私も体験したい──。

瀬川先生が体験されたころのA4と、私がセッティングしているA4とでは時代が違うため、搭載ユニットは基本的に同じでも、全く同じわけではない。

いくつかの細かな違いはある。それでもA4はA4であり、他のスピーカーシステムと比較すれば、そんな細かな違いは、どうでもいいかな、と思えてくる。

今日のA4で聴けた美空ひばりは、よかった。瀬川先生の体験にはまだまだであっても、これからもある。

いつかは体験できた、と思えるかもしれない。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]