マランツ Model 9kがやって来た(その3)
Model 9kに最初からついてくるEL34(6CA7)は、どこのメーカーなのか。
私のところにやって来たModel 9kにはRCAの、いわゆる太管が挿さっている。ほとんど使われていなかったようだ。
ステレオサウンド 49号の写真には、内部だけでなく部品一式のものもある。こちらも不鮮明なのだが、GEの太管の箱があるのがわかる。
画像検索して表示される9kではテレフンケンのことも多い。真空管だから、作った人が挿し替えていることもあるが、なんとなくではあるが、元々はGEかRCAの太管だったような気がする。
内部を見て、最初に感じる違いは、やはりコンデンサーである。
オリジナルの9は、よく知られるとおりGOOD-ALL製。9kで使われているのは、イギリスのPLESSEY製のフィルターコンデンサーで、品質はともかくとして、オリジナルのGOOD-ALLと比較して、とにかく細い。
そのため内部をパッと見た印象がややスカスカに感じてしまうし、なんとなく頼りない感じすら受ける。
音を聴けば印象は変るかもしれないが、代わりとなるコンデンサーも用意する。
こんなことをあれこれ考えているのが楽しい。