マランツ Model 9kがやって来た(その2)
マランツのModel 9に関することは、以前からかなり知っているつもりだった。
それでもModel 9kがやって来て、底板を開けて内部を見ていくと、発見はいくつもある。
Model 7k、Model 9kのことは、ステレオサウンド 49号の記事で知った。内部の写真も載っているが、モノクロで小さく不鮮明なので、細部まではわかるような写真ではない。
そんな写真でも、Model 7やModel 9の内部を見る機会があった後に見れば、得られる情報は49号を最初に読んだからとはずいぶんと違ってくる。
それにいまはインターネットで画像検索がすぐにできる。オリジナルのModel 9、キットのModel 9k、レプリカのModel 9SEの内部をカラー画像で見ることができる。
そうするとずいぶんとそれそのモデルでも違いがあることがわかる。
オリジナルは相当に古いわけだから、多くの個体がメンテナンスがされているだろうし、9kにしても発売は1978年だから、これも古い。
それにキットだから、作る人によっては自分で部品を変更していることも十分ある。
今回9kの内部を画像検索してみると、けっこう違いがあるのがわかる。どういう理由で違うのかまでははっきりしないが、49号のぼんやりした写真と比較しても、違う。
私のところにやって来たModel 9kの作りは丁寧だ。オーディオメーカーのエンジニアの方が組み立てられたというのは、本当だな、と思える仕上がり。
このまま音を出しても問題なさそうな状態なのだが、まだ鳴らしていない。
残念なことにフェイズ切替とローカットフィルターのトグルスイッチが経年変化によって、壊れかけているからだ。
でも幸いなことに、Model 9kに使われているトグルスイッチは、いまも現行製品で、新品が手に入る。アメリカの会社だからなのだろうか。
iPhoneでModel 9kの実機の内部と画像検索の結果を比較できるし、使用部品も検索できて、注文までできる。