同軸型ユニットの選択(その33)
ここでは主にアルテックの604-8Gを中心としたワイドレンジ再生を目指したスピーカーの構成について書いている。
JBLの4343の成功に刺激されたのか、アルテックからも4ウェイのシステム、6041が登場した。
604-8Gを中心にサブウーファーとトゥイーターを加えている。急拵えの印象を残したまま登場したかのように感じたものの、
音は聴いてみたいと思わせてくれたが、もうこの頃のアルテックはJBLのライバル的位置からはかなり後退しつつあったこともあり、
聴くことはできなかっただけでなく、個人宅でもお目にかかったことがない。
604-8Gを手に入れて、あれこれシステムの構成を考えていると、6041の存在を完全に忘れてしまうことはできなく、
6041ならぬ6043(4341が4343になったように)という型番を勝手につけて考えてしまう。
サイズを全く無視してしまえば、追加するウーファーの口径は18インチ(ダブル使用)、さらには24インチあたりを考えるが、
あまりにも大きくなりすぎるので、いまの私の住宅環境では無理な構想でしかない。
現実的なサイズとなると、15インチ口径でf0が604-8Gよりも低いユニットとの組合せかと、なる。
でも昨秋ごろから、何も604-8Gと同口径か大口径のユニットを持ってくることにとらわれず、
12インチ、10インチ口径のユニットを複数使用するのもいい結果に結びつくのではないか、と考えを改めた。
604-8Gは古い設計のスピーカーユニット。そこに新しい設計のスピーカーユニットを組み合わせる。そこでは口径について捉われることもないのではないか。
どんなユニット(ウーファー)と組み合わせらかによって、得られる結果は違ってくるのはわかっている。
必ずしもうまくいくという保証は、どこにもないが、やってみる価値はあると感じている。