Noise Control/Noise Designという手法(その37・さらに追補)
(その37)で、1988年に日本フォノグラムから発売されたノーノイズCDのことを書いた。
(その37・補足)で、それらノーノイズCDのいくつかがTIDALで聴けることを書いた。
今日、あるところでiZotopeを聴いた。
iZotopeは、なんとなく知っていた。かなり効果的だとの評価も聞いていたけれど、そこまでだった。
今日、ようやくiZotopeでノイズ処理された音源を、処理前の音源と比較できた。
かなり盤質の悪いSP盤からの復刻。
このSP盤からの取り込みには私も参加しているので、どれだけのノイズがあったのはわかっている。
それをA/D変換した(処理前)の音も聴いている。今日、iZotopeでノイズを除去した音を聴いた。
1988年、ノーノイズCDのサンプル盤を聴いている。このサンプル盤には、ノーノイズ処理前と処理後の音が収録されていて、その効果を比較試聴で確かめることができた。
ノーノイズCDに否定的な意見は当時もあった。サンプル盤には当然だが、うまくいった例だけを収録していたのだろうが、
聴けば、かなり効果的なことはすぐにわかる。それまでのアナログ信号処理では不可能といえるノイズ処理である。
それからほぼ四十年。
iZotopeは、デジタル信号処理によるノイズ除去技術のレベルが静かに進歩していることを感じさせた。
自分でいじってみたわけではないから、細かなことまで判断できるわけではないものの、
ノーノイズCDが四十年前に感じさせてくれた期待を、私はまた感じとれた。