Date: 6月 4th, 2025
Cate: audio wednesday
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カルロス・クライバーのシューベルト

今日は、audio wednesdayだった。
野口晴哉氏のリスニングルームで鳴らすフランコ・セルブリンのKtêma。

いろんな曲を聴いた。
どの曲が、印象深く心に響いたかは、人によって違うはず。

私にとっては、カルロス・クライバーとウィーン・フィルハーモニーによるシューベルトの「未完成」が、そうだった。

こんなに美しい響きなのかと陶然となって、聴き惚れていた。
今日は、この曲だけで、もう充分だ、と思うほどに、美しいのは、この部屋のおかげなのだろう。

陶然となりながら思い出していたのは、数ヵ月前に読んだ内田光子のインタビュー記事だった。

「神の存在は信じないけれど、シューベルトを演奏してる時は、もしかしたらいるのかもしれないと思ってしまいます」

そんなことを語っていたと記憶している。

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