FRANCO SERBLIN Ktêma、ふたたびを終えて(その4)
2月のaudio wednesdayでは、Ktêmaを正面、もしくは少しずれた位置で聴いた。
3月の会では、右チャンネルのKtêmaのほぼ真横で聴いている。
こんな位置で聴いていても、なんとなくステレオ的に聴こえていた。
同じことを、来られた方からも聞いている。
これはKtêmaだからなのか。
それもある。
けれどそれだけではない。
四谷三丁目の喫茶茶会記でも、同じ体験をしている。
スピーカーは、もちろんKtêmaではなかった。
アルテックの2ウェイに、JBLの075を足したシステムだった。
この時、少しばかり席を外して戻ってきたとき、ドア付近で立って聴いていたのだが、
その時の感じが、今回に近かった。
この時は左チャンネルのスピーカーよりも外側で聴いていたのだが、
コンサートでその位置からステージを見ているような感じで、音が定位していた。
不思議な感じだった。
この時感じたことを、ブログに書こうと思いつつも、そのまま書かずにいた。
今回、同じ感覚を味わって書いている。
スピーカーも違う、アンプも違う、部屋も違う。
共通していたのは、メリディアンのULTRA DACでMQA-CDを鳴らしていたことだ。