Date: 4月 4th, 2024
Cate: audio wednesday
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audio wednesday (next decade) – 第三夜を終えて

昨晩の第三夜を終えての書きたいこと。

告知していたように、昨晩はアポジーのDuetta Signatureを鳴らした。
1980年代後半のモデルだから、ほぼ四十年ほど前の製品であって、
当時は、オール・リボン型スピーカーの実現ということで、かなり話題になっていた。

ステレオサウンドでも、アポジーは表紙になってこともあるし、
新製品紹介の記事でもカラー扱いだったした。

ステレオサウンドの試聴室で、アポジーのスピーカーシステムは聴いている。
一度や二度ではなく、けっこうな回数聴いている。

だから、多くのオーディオマニアがどこかしらで聴いているものだと思っていた。

けれど、昨晩来られた、私と同世代と思われる方にきいてみると、
今日、初めてアポジーを聴いた、という人が数人おられた。

オーディオマニアでない方もこられている。
もちろん彼らにとって初めて見るスピーカーだろう。
けれどオーディオマニアで、私と同世代の人ならば──、というのは、
私の勝手な思い込みだったことを知らされた。

あのころ、オーディオ店に行ったことはほとんどない。
アポジーが、オーディオ店でどういう扱いをされていたのか、知らなかった。
ただただ、これだけ話題のスピーカーだし、
特にCaliper signatureはサイズといい価格といい、
アポジーの製品中、手頃だったし、音も魅力的だった。

以前書いているように、Caliper signatureを本気で買おうと思ったこともある。
だから、大型のDivaは聴けるところが少ないだろうけど、
Caliper signatureならば、オーディオ店に行けば聴けるもの──、それこそが思い込みだった。

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