audio wednesday (next decade) – 第一夜・SACDプレーヤーのこと
今週水曜日のaudio wednesday (next decade) – 第一夜で使うSACDプレーヤーは、
アキュフェーズのDP100 + DC330だ。
いまとなっては二十年以上前のモデルだが、
それでもソニー独自のピックアップ固定で、ディスク移動のメカニズムは、
いまも、その良さを失っていないと受けとめている。
DP100に搭載されているメカニズムは、ソニーのSCD1搭載と同じモノなのは知られているとおり。
このソニー独自のメカニズムは、ずっと以前にも存在していた。
ソニー初の業務用CDプレーヤー、CDP5000の開発でうまれたメカニズムだ。
CDP5000の音を、ステレオサウンド試聴室で聴いた時の驚きは、いまも憶えているほど、
その音の安定感は、当時のどのCDプレーヤーよりも見事だった。
価格的に大きさ的にも購入したいと思わせるモノではなかったけれど、
この安定感が、他のCDプレーヤーで聴けるようになるのは、どのくらい待てばいいのだろうか。
そんなことを考えていたこともあわせて思い出す。
このメカニズムはとっくに製造中止になっているから、
ディスクを読みとらなくなったら、それでお終い。
いまのところ、2月7日にはきちんと動作してくれるはずだ。