Date: 11月 20th, 2022
Cate: 同軸型ウーファー
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同軸型ウーファー(その7)

その6)で書いているアイディアは実現するのに、けっこうな予算がかかる。
もう少し簡単に同軸型ウーファーの実験が可能になるやり方はないのか。

15インチ口径のウーファーの場合、
ボイスコイル径は4インチ(約10cm)である。
ということはセンターキャップを取り外せば、
露出する磁気回路に小口径ウーファーを接着すれば、簡易的な同軸型ウーファーになる。

小口径ウーファーの磁気回路の径が4インチ以下であれば問題なくつけられるわけだから、
10数cm口径のウーファーまで使える。

10cm口径、12cm口径、16cm口径までウーファーならば実験できる。
もちろん小口径ウーファーにはバックキャビティがないわけだから、
小口径ウーファーの背面の音と前面の音とは干渉するし、
小口径ウーファーの背面の音と大口径ウーファーの前面の音とも干渉する。

けれど小口径ウーファーの背面の音と大口径ウーファーの前面の音とは、
ある程度打ち消しも発生するだろうし、どんな音が鳴ってくれるのかは、
ちょっと想像がつきにくい面もある。

いきなり高価なウーファーでやるのはリスクがあるが、
ほどほどの価格の大口径ウーファーが手に入ったら、まず実験してみたい。

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