Date: 10月 8th, 2022
Cate: マルチアンプ
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マルチアンプのすすめ(自動補正がもたらすもの・その3)

その2)を書いたのは、2018年3月。
いまは2022年10月。

その間に何があったかというと、MQAとの出逢いがあった。
メリディアンのULTRA DACの導入はいまのところ無理だけれども、
メリディアンの218を導入することで、そしてTIDALを利用するようになって、
日常的にMQAがもたらしてくれる音のよさにふれていると、
ここでのテーマについての考えに変化が生じている。

ここでの「自動補正」とはデジタル信号処理によるものだ。
これらの自動補正のオーディオ機器が、これからMQAに対応してくれるのどうか。

技術的にMQAと信号処理は両立できる。
事実、roonはMQAであっても、イコライジングを可能にしている。
詳しい説明は省くが、MQAの折りたたんでいる信号のところではなく、
元の信号のところだけに対して信号処理をかけることで、MQAであることを維持している。

なので自動補正の機器も、同じように信号処理をしてくれればMQA対応となる。
けれど、いまのところ、そういう製品が登場するということは聞こえてこない。

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