好きという感情の表現(その10)
一年ほど前、
別項「オーディオの「本」(読まれるからこそ「本」・その8)」で、
音元出版のanalogが良くなっていることに気づいた、と書いた。
不満がないわけではないが、期待もしている。
そのanalogの最新号、vol.77に赤塚りえ子さんが登場されている。
「レコード悦楽人Special 赤塚りえ子さん」という記事だ。
「レコード悦楽人」は連載記事で、今回の赤塚さん登場の記事には、specialがつく。
赤塚りえ子さんが登場しているからなのか、
vol.77からの田中伊佐資氏の新連載のタイトルは、
「レ・レ・レ・トーク」である。
レコ好きのレコ好きによるレコ好きのための、とあるから、
それゆえのレ・レ・レなのだろうが、
私くらいの世代だと、やはり「レレレのレー」であり、レレレのおじさんが、
まっさきに浮んでくる。
文藝春秋から「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」のという本が出ているくらい、
レレレ・イコール・赤塚不二夫とレレレのおじさんである。
9月29日から、
「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!」展がやっている。
10月30日までの開催予定だったのだが、早くもチケットが完売になったため、
11月3日から11月20日まで会期延長される。
チケット販売開始は10月17日、午前0時から。
詳細は上記のリンク先をご覧いただきたい。
私は10月7日に行ってきた。
最寄りの駅は西武新宿線の下落合。
初めて降りる駅だな、と思いながら、下落合の改札を出て、
あれっ? と感じていた。
来たことある、何度か来ている、と思い出した。
私がステレオサウンドにいたころ、エレクトリは下落合にあった。
フジオプロ(旧社屋)はエレクトリの近くにある。