2021年ショウ雑感(その30)
9月23日の(その27)で、
今年のインターナショナルオーディオショウにアクシスが出展しない、と書いた。
この時点では、アクシスからの発表は何もなかった。
コロナ禍の影響による出展辞退なのだろう、とは想像できたものの、
アクシスからの発表は10月6日に、ウェブサイトにおいて、である。
やはりコロナ禍のせいである。
昨晩、アクシスのサイトを見て、このことを知ったのだが、
予想していたことなのだから、これだけでは書くつもりはなかった。
アクシスのトップページのWhat’s Newのところに、
インターナショナルオーディオショウの出展辞退だけでなく、
いくつかのことが並んでいる。
そこに、FMアコースティックス/価格改定のご案内があった。
FMアコースティックスの価格が上るのは、
恒例であるから、またなのか、ぐらいの受け止めなのだが、
それにしても大変な価格になってしまっている。
FMアコースティックスの音は絶賛するものの、
それでは欲しいのか(つまり買えるのか)ということになると、
私にとっては、ため息も出ない価格になってしまっている。
改定前の価格も、正確には憶えていない。
なのでどの程度の値上げなのかはわからないけれど、とにかく高価なアンプが、
さらに高価なアンプになってしまっている。
そのことをとやかくいう気はない。
FMアコースティックスなのだから仕方ない──、そう受け止めるしかないのだから。
だからこそインターナショナルオーディオショウで、
FMアコースティックスで鳴らすファインオーディオの音は、聴きたいと思うわけで、
アクシスが出展しない今年は、早々と行かないという選択をしていたのは、
まちがってなかったなぁ、と個人的には思っている。
来年のインターナショナルオーディオショウでは、きっと聴けることだろう。