TANNOY Cornetta(10月19日)
コーネッタは、中学生の頃から鳴らしてみたいスピーカーであった。
それがたまたま、思わぬ価格で入手できそうだったから、
ヤフオク!で入札して、幸運にも落札できた。
タンノイの同軸型ユニットには、フロントショートホーンが不可欠、
というのは私の持論だ。
理論的根拠は、特にない。
私が聴いたタンノイの音で、
素晴らしいと感じたのがすべてフロントショートホーン付きだったから、でしかない。
一年前にコーネッタを手に入れて、2020年12月までは、
毎月第一水曜日のaudio wednesdayで鳴らした。
今年から、私の部屋で鳴らしているわけだが、
まだ鳴らしていないディスクがある。
ジャクリーヌ・デュ=プレのエルガーである。
デュ=プレのチェロを鳴らしたい──、そういう気持もあっての、
私にとってのコーネッタである。
いま出している音でも、ある程度の音で鳴ってくれるはず、である。
それでもまだ、という気持がある。
今日(10月19日)は、デュ=プレの命日。
一年後には、コーネッタで聴いているはずだ。