Date: 7月 1st, 2021
Cate: 長島達夫
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長島達夫氏のこと(その13)

ステレオサウンド 50号掲載の「2016年オーディオの旅」に登場するスピーカー。
これは、スピーカーの理想像の一つといえるわけだが、
長島先生は「2016年オーディオの旅」のなかで、
このスピーカーの周波数特性は、20Hzから20kHzまでとされている。
可聴帯域のみに限定している、とある。

空気を磁化して駆動するスピーカーなのだから、
振動板といわれるモノは存在しない。

空気を直接駆動するわけだから、
空気の質量分だけが、駆動部分の質量となる。

つまり、ないに等しいわけで、
高域の周波数特性は100kHzであっても、余裕でカバーできるはずだ。
それでも、あえて20Hzから20kHzまで、とされていることを、
当時読んでいて、どうしてなんだろうと考えていた。

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