Date: 7月 1st, 2021
Cate: Cornetta, TANNOY
Tags:

TANNOY Cornetta(黒バッフルのモデル・その2)

ステレオサウンドがキットとして販売していたコーネッタの底板には、
StereoSoundという焼き印が押されている。

私がヤフオク!で手に入れたコーネッタには、ない。
ヤフオク!に表示されていた写真をみた時から、たぶんオリジナルじゃないな、
そう感じていた。

手に入れて真っ先に確認したのは、焼き印の有無だった。
ないだろうと予想していたから、がっかりはしなかった。
問題は音と、その造りだからだ。

造りに関してはみた時から満足していた。
音は昨年書いているように、よく鳴ってくれている、と感じている。

キットだから、ステレオサウンドが販売したものを購入した人の中には、
自分でバッフルを黒く塗装した人がいたことだろう。

サランネットを外したときにバッフルが黒だと、
オートグラフのイメージに少し通じてくる、といえるからだ。

オーディオタケムラの黒バッフルも、そういうことなのかもしれない。
オーディオタケムラのモデルは、もう一つ違いがあって、
レベルコントロールが背面ではなく、フロントバッフルにあることだ。

何度か書いているが、コーネッタはキットだった。
完成した状態で、メーカーがその性能と音を保証しているモノではない、ということ。
そのことを忘れないことだ。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]