ALTEC A4(その2)
アルテックのA4と同規模のスピーカーシステムに、ヴァイタヴォックスのBassBinがある。
アメリカのアルテック、イギリスのヴァイタヴォックス。
どちら一つだけ聴く機会をもらえるのであれば、BassBinと即答する。
BassBinは、一度、夢に登場したことがある。A4は、いまのところない。
A4にしてもBassBinにしても、これだけの規模のスピーカーとなると、その音を想像しようとしても、なかなか難しい。
想像するための元となる音がないからともいえる。
アルテックのA7、A5があるではないかといわれそうだが、規模が違いすぎるとしか思えない。
長いことオーディオをやっていると、不思議な縁が生じてくることがある。
三年ほど前に、連絡があった。部屋の奥にしまい込んだままになっているスピーカーを鳴らしたいから、手を貸してほしい、と。
そのスピーカーがA4だった。
大きいことはわかっていても、実際に目の前にA4があると、でかい……、という言葉しか最初は出てこない。
劇場に置いてあるのならば、このきぼスピーカーは必要だな、と思うだろうが、広いとはいえ個人の住宅に置かれたA 4は、見上げることになる。
そして脚立が必要になる。