Date: 4月 23rd, 2021
Cate: ショウ雑感
Tags:

2021年ショウ雑感(その12)

三度目の緊急事態宣言が発出される。

真空管オーディオフェアの中止が先日発表になった。
オーディオではないけれど、東京モーターショーも中止が発表された。

規模が違うのだから──、という希望的観測はできなくなりつつある状況だ。
11月開催予定のインターナショナルオーディオショウも、
今年も中止の可能性が高くなってきた、といえる。

今年は日本インターナショナルオーディオ協議会のメンバーがいくつか入れ代った。
新しいメンバーにとっては初のインターナショナルオーディオショウ参加のはずが、
来年になりそうである。

2020年のコロナ禍は、オーディオにどうだったのか。
家にいる時間が増えたことによって、オーディオ熱が高まった人もいて、
意外にも好調だった、という話をきく一方で、反対のことも耳に入ってきている。

ほんとうのところはどうだったのだろうか。

好調だったのは、中古オーディオの売買だった、ともきいている。
メインテナンスを専門としている業者(会社であったり、個人だったり)は、
かなり忙しかったらしい。

昔のオーディオ雑誌には、読者の売買欄があった。
ステレオサウンドにもあった。
いまもあるのは無線と実験ぐらいになってしまった。

いまはヤフオク!を始めとするインターネットでの売買が盛んだから、
オーディオ雑誌の売買欄は必要とされていないのかしもしれない。

けれどステレオサウンドの売買欄は、かなり以前になくなっている。
そのころ、私はステレオサウンドを離れていたので、どういう理由だったのかは、
ほんとうのところは知らない。

それでもウワサはきこえてきていた。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]