JBL SA750(その4)
昨晩は男五人の飲み会だった。
どこかの飲食店でではなく、とある事務所でだった。
大きなテーブルに酒とツマミ。
男五人が、いつのまにか二人と三人にわかれて、
二人のほうは金融関係のまじめな話を、
三人(私はこちら)のほうは、あれこれいろんなことに話題が飛ぶ内容だった。
この事務所には、オーディオのシステムがある。
特に凝ったシステムではないが、あると、やはりいいものだ。
アンプを買い替えたい、ということだった。
それからネットワークオーディオもやってみたいということだった。
でもオーディオにはまったく詳しくない、という。
アンプの置き場所は、A級アンプや真空管アンプなど、
発熱の多いモノは向かない。
そうやっていくつかの条件を満たすモノはなにかと考えていたら、
JBLのSA750が好適なアンプにおもえてきた。
G級動作で、おそらく出力の割に発熱は少ないはずだ。
それにMQA対応のD/Aコンバーターも搭載している。
価格も3,000ドルらしいから、
なんらかのD/Aコンバーターとプリメインアンプを買うよりも予算は抑えられる。
問題は、SA750のデザインを気に入ってもらえるかだ。
意外にも、というよりも、当然なのかもしれない、と今回考えを改め直した。
SA750に対して、かなり好印象のようだった。
その人はSA600のことはまったく知らない。
SA750だけを見ての印象である。
SA750のデザインについて、あれこれいっている人は、
私を含めて、SA600に思い入れがあるからだ。
それゆえに、ついSA600とSA750を比較する。