Date: 4月 7th, 2021
Cate: Noise Control/Noise Design
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CR方法(その18)

抵抗、コンデンサーをハウジング内部に収めるには、
イヤーパッドを取り外さなければならない。

どうやるのかはヘッドフォンによって違う。
取り外し方に迷った。
迷ったときは、Googleで検索。
ヘッドフォンのブランド名、型番につづけて“replacement ear pads”と入力すれば、
すぐにやり方はわかる。

すべてのヘッドフォンのやり方がわかるかどうかまでは調べていないが、
試しにいくつかやってみたら、すべてヒットした。

動画をみてやってみると、簡単に外せた。
内部をみると、メーカーがどこにお金をかけているかがよくわかる。

私が使っているのは三万数千円ほどの普及クラスのヘッドフォンだが、
外からみえるところは、うまく作られていると感じていたが、
ハウジング内部のつくりは、イヤーパッドを外さないとみえないわけだから、
この程度なのか、という印象である。

ハウジング内部に、なんとかDALEの無誘導巻線抵抗とディップマイカコンデンサーはおさまる。
作業はすんなり終了。
イヤーパッドを取り付けて元に戻す。

どれだけ音に変化があるのか。
これまでスピーカーでは何度も試しているから、
この程度の音は変化はあるだろうと、予想はしていた。

その一方で、密閉された狭い空間に部品をおさめているだけに、
アルテックのドライバーでのことがすでにあったから、
そのことがどれだけ影響するのかは、わからないところもあった。

結果は、やっぱり効果はあった。
けれど内部にいれたことによってだろう、
音の変化が予想していたよりも小さくも感じていた。

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