Date: 4月 7th, 2021
Cate: Noise Control/Noise Design
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CR方法(その19)

私が使っているヘッドフォンは、在庫処分だったのか、
定価の半額に近い値段で、一時期売られていた。
いまはその値段は買えなくなっている。

この値段ならば、と思い、密閉型にもかかわらず買った。
密閉型のヘッドフォンは、あまり好まない。

でも、この値段ならば、一度くらいは密閉型もいいかな、と思っての購入だった。
それに聴いてみたいブランドでもあった。

今回CR方法をヘッドフォンでもやってみて、やっぱり開放型だな、と思っている。

開放型ヘッドフォンは、いま持っていないので試していないのだが、
密閉型よりは、ハウジング内部に部品をおさめることのデメリットは軽減されるはずだ。
開放型ヘッドフォンのほうが、CR方法による音の変化は、よりはっきりと良さが出ると思う。

とはいえCR方法をやってよかった、と思っている。
別項で書いているように、ヘッドフォンで聴くのは iPhone 12 ProとFC3の組合せで、
TIDALで夜遅く場合である。

ヘッドフォンをもっといいのにすれば、もう少しいい音で聴けるようになるだろうが、
そうするとFC3ではもの足りなくなるだろう。
そこで、FC3を別のD/Aコンバーターに買い替えると、次はまたヘッドフォン……、
ということになりかねない、というか、ほぼそうなる。

ほどほどにバランスがいまのところとれているから、
この状態のまま音を良くしていくのもCR方法はぴったりである。

ヘッドフォンでCR方法をやるのであれば、
ケーブルが両出しのモデルがいいはずだ。
ハウジング内部に部品をおさめずに、ケーブルのヘッドフォン側、ぎりぎりのところにつける。

けれど、これだとCR方法をやっていることが視覚的にもバレる。
誰かに見せるわけではない。
それでも、というよりも、むしろそれだからこそ、CR方法をやっていることを、
わからないようにしたい。

このへんは人の考えはそれぞれだろうから、音を最優先しての取り付けもいいが、
私は今回のことがあっても、次回もハウジング内部におさめる。

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