Date: 4月 28th, 2020
Cate: 瀬川冬樹
Tags:

虚構を継ぐ者(その1)

別項で後継者について書いていて、
ふと思いついたのが「虚構を継ぐ者」だ。

思いついただけであるのだが、
虚構を継ぐ者→「虚構」を継ぐ者、とも考えた。

さらに者は、ものであるから、もの、モノ、物、というふうにもなるから、
虚構を継ぐ「もの」か。

継ぐもそうだ。
つぐは、嗣ぐもあるし、接ぐ、注ぐ、告ぐ、などがある。

そんなことをぼんやり考えながらの「虚構を継ぐ者」を考えていると、
瀬川先生がいわれていた、「ナマ以上にさえ妖しく美しい音」というふうに虚構を捉えれば、
瀬川先生も「後継者」であるのか──。

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