喫茶茶会記のスピーカーのこと(その18)
メリディアンの218に電源スイッチはない。
なので私はずっと通電したままで使っている。
電源を切るのは手を加えるときぐらいだ。
audio wednesdayの前日の夜に準備をする。
218もその時バッグに収める。23時ごろには電源を切るわけだ。
audio wednesday当日は早ければ18時ごろには電源をいれる。
それでも本来の音が鳴ってきたな、と感じるのは、その二時間後ぐらいである。
今回は電源を入れたのが21時過ぎだった。
ほぼ丸一日電源を入れていない状態だった。
つまり218本来の音が鳴ってくるのは、その二時間後、
23時過ぎくらい、ということになる。
こればかりはどうにかできることではない。
鳴らしながら待つしかない。
だから22時30分ごろは、ようやく鳴り始めてきたな、という状態でもある。
やっとここで、編成の小さな、しっとりした感じが重要となる曲をかける。
それまでかけてきた曲とは、音量もぐんと小さくなる。
こういった曲が、なんとか鳴ってくれれば、まずまずということになる。
そして、この時点で、MCD350からiPhoneに変更した。
鳴らしたのは、映画「JUDY」(邦題:ジュディ 虹の彼方に)で、
主演のレネー・ゼルウィガーによる“Over The Rainbow”である。
MQAで、44.1kHz、24ビットである。