2019年をふりかえって(その14)
メリディアンの218の音をよくきいた一年だった、ともいえる。
どれだけ218に手を加えようと、ULTRA DACと同じ音が出ることはない。
そんなことはわかっている。
それでもSUPER DACと呼べるくらいにはなんとかしたい、と思いながら、
218に手を加えている。年内にもう一度手を加える予定でいる。
今日やる予定でいたのだが、風邪気味で先延ばしにしてしまった。
audio wednesdayで、218を何度も使っている。
今月のaudio wednesdayでは、MacBook Airを使ったが、
いつもはマッキントッシュのMCD350をトランスポートとして使っている。
MCD350単体で使っているときは、ことさら大きな機種だなんて一度も思ったことはない。
むしろ大きくないサイズに仕上げているモデルである。
それでも218を横に置いて使っていると、
だんだんと大きく見えるようになってくる。
MCD350が大きいのではなく、218が小さいだけなのだが、
そんなことはわかっていても、218の音が良くなっていくたびに、
MCD350が、感覚的に大きく感じてくる。
こうなるともっと小さくしたい、と思う。
MCD350を他のCDプレーヤーにしたところで、小さくなることはほとんどない。
年内にやろうと考えていながら、やらなかったことの一つに、
iPhoneを218に接続する、ということが残っている。
iPhoneと218、それにUSBをSPDIFに変換するD/Dコンバーター、
これらをあわせてもMCD350よりもずっと小さくなる。
喫茶茶会記のスピーカーは大きいのだから、
この部分だけを小さくしても……、とはなるのだが、
それでも218に見合うサイズで、どこまでの音が出せるのか。
その可能性を試せなかったのが、ちょっと心残りでもある。