二度目の「20年」(ライバルのこと・その1)
この五年、ふと考えることが多くなってきたのが、
オーディオにおいてライバルがいなかったなぁ、ということだ。
目標とする人たちは何人もいた。
五味先生、瀬川先生、岩崎先生、菅野先生、井上先生、伊藤先生たちである。
同世代にライバルと感じた人はいなかった。
オーディオの仲間はいる。
一世代上、一世代下までひろげても、そう感じる人はいなかった。
オーディオの仲間は、どちらの世代にもいる。
ほかの人たちはどうなんだろうか。
オーディオ仲間といえる人たちのなかに、ライバル的存在がいるのだろうか。
いる、と答える人が多いのか少ないのか。
そもそもオーディオにおいてのライバルとは、どういう存在なのか。
オーディオをやっていくうえで、ライバルが必要なのだろうか。