2,500,000円と125,000円(その13)
11月6日のaudio wednesdayに来た人が驚いたのは、
喫茶茶会記にあるメリディアンの218ではなく、
もう一台の218の音に対して、である。
喫茶茶会記の218にも私の手が加わっている。
ちなみに写真家の野上眞宏さんのところの218もそうである。
この二台の218は、ほぼ同じ手の加え方をしている。
この二台を比較試聴したことはないけれど、そう大きく音は変らないはずである。
今回喫茶茶会記に持ち込んだ、もう一台の218は、さらに手を加えている。
喫茶茶会記の218、野上さんの218にも、やらなかったことを施している。
さらにこまかい作業になり、二三度やりなおしているぐらいなので、
施さなかった、というわけである。
今回は、どこまで218は良くなるのか、
しかも喫茶茶会記の218と同条件で直接比較できる。
本音は、半分、私自身の腕試しの意味あいもあった。
前日の夜に作業を行った。
なので、私の部屋では音を聴いていない。
私も、今回の218の音を聴くのは、audiowednesdayで、来られた方と一緒なのが初めてである。
喫茶茶会記と野上さんのところの218も、かなりいい音に仕上がっている。
それとどこまで違うのか。
たいして違わなければ、そこまでやる必要はあまりない、ということになる。
喫茶茶会記の218を聴いて、今回の218に交換する。
置き場所、設置条件、電源コードすべて同条件で比較試聴した。
自信はあったが、音ばかりは聴かないことにはなにもいえない。
能書きだけはいっぱいあっても、出てくる音がさほど違わなければ、
それまでの評価に終ってしまう。
自信はあったが、ここまで違う(良くなっている)とは、予想を超えていた。