A CAPELLA(とMojo・その1)
昨日(9月21日)は、新しいiPhoneの発売日だった。
最初のiPhoneから11年。
ハードウェアの進歩は、デジタルとはそういうものだ、と頭ではわかっていても、
やはりスゴいと思うほどである。
処理速度も速くなっているけれど、それ以上に搭載されているカメラの進歩は、
直接ヴィジュアルであるだけに、その進歩ぶりはよりはっきりと実感できる。
私がデジタルカメラに初めて触れたのは、カシオのQV10だった。
1994年発表、1995年3月発売。
知人が買ったのを触らせてもらった。
私がデジタルカメラを買ったのは、キヤノンのPoweShot A40で、2002年だった。
いまは単体のデジタルカメラは持っていない。
iPhoneのカメラを使っているだけだ。
直接、QV10、PoweShot A40の画質と比較したわけではないが、
ここまでコンパクトになって,ここまで簡単に、ここまでキレイに撮れるようになったのは、
競争の激しい世界だからこその進歩なのとはわかっていても、驚異的に近い。
それに較べるとオーディオは……、とつい言いがちになってしまうけれど、
昨晩、聴いたCHORDのMojoには驚いた。
MojoはD/Aコンバーター搭載のヘッドフォンアンプとなるのか。
出力はヘッドフォン端子のみである。
掌にのるサイズ、重量も180gしかない。
価格も安い。
それでもPCMは768kHz/32ビット、DSDは11.2MHzまで対応している。
これまでヘッドフォンアンプとして聴いたことがある。
けれど、スピーカーを通してMojoは聴いたことはなかった。