Date: 9月 22nd, 2018
Cate: ディスク/ブック
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A CAPELLA(とMojo・その2)

数日前に、写真家の野上眞宏さんから「Mojoで遊びましょう」という誘いがあった。
それで昨晩は、野上さんのところに行っていた。

MojoはWindowsパソコンとUSBで接続されていた。
ヘッドフォン端子からの出力をRCAに変換するアダプターがつけられていた。

記憶にある(といっても三ヵ月半ほど前のこと)以前のD/Aコンバーターの音とは、
あきらかに違うけれど、良さもあればそうでないと感じるところもあった。

途中で以前のD/Aコンバーターも試しに鳴らしてみる。
もう一度Mojoに戻して、少しセッティングを変える。
ちょっと面白い置き方も試した。

その音は良くても、実用性には欠ける。
そんなことをやっていると、音も変っていく。
といっても、何か特別なアクセサリーを使ったわけではない。
細かなことは書かないが、なんだぁ〜、と思われるようなことをいくつかやっただけ。

いくつかのアルバムを聴いてカンターテ・ドミノ(DSD)を聴くころには、
いい感じで鳴るようになってきた。
その次に、シンガーズ・アンリミテッドの“A CAPELLA”。

これが驚くほどの音だった。
Mojoの筐体についている三つのインジケーターの一つは、
色で入力されているデジタル信号の状態を示す。

“A CAPELLA”では44.1kHzを示す色になっている。
CDをリッピングしたものだから、とうぜん44.1kHzである。

なのに聴いている印象は、ハイレゾ音源? とMojoのインジケーターを確かめるほどに、
うまいぐあいに鳴っている。

CHORDのD/Aコンバーターは、Mojoの上にQUTESTはがあり、
その上にはHUGO 2、HUGO TT、DAVEがある。

MojoよりQUTEST、QUTESTよりHUGO 2……、
そんなふうに音そのものは良くなっていくはずだ。

MojoとDAVEを直接比較すれば、きっと大きな差に驚くとは思う。
でも、それは当り前のことであり、そうでなければ困る。

MojoとDAVEを直接比較しての驚きと、
Mojoを聴いての、特に昨晩の“A CAPELLA”の音での驚きは、
同列には比較できない性質の違いがある。

Mojoでの“A CAPELLA”の音には、野上さんも驚かれていた。
目の前にあるのは掌サイズのD/Aコンバーターであり、
価格も50,000円前後である。

ソニーが最初に出したポータブルCDプレーヤーのD50も、同じような価格だった。
1984年に発売されている。
D50の音はイヤフォンでも、スピーカーでも聴いている。

その後も、いくつかのポータブルCDプレーヤーは聴いている。
イヤフォンで主に聴いたし、中にはスピーカーで聴いたモノもある。

単体のCDプレーヤーとD/AコンバーターとしてのMojoを比較するのは、少し無理があろう。
それでもどちらも掌サイズで、
価格も近い(といっても年代的な差を考慮すればMojoの価格もスゴい)。

1 Comment

  1. 河村河村  
    9月 23rd, 2018
    REPLY))

  2. Mojoもスピーカー直接駆動できそうですけど、どうなんでしょうね?

    1F

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