Date: 6月 27th, 2018
Cate: ディスク/ブック
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スタアの時代 外伝

オペラ好きの人ならば、佐々木忠次氏の名前を、
どこかで見かけたことはある、と思う。

オペラにあまり関心ないクラシックの聴き手であっても、
カルロス・クライバー好きの人ならば、佐々木忠次氏の名前を、
どこかで目にしている、と思う。

私も佐々木忠次氏について詳しいことを知っているわけではない。
それでも日本舞台芸術振興会(NBS)を設立した人であり、
カルロス・クライバーが、あれほどひんぱんに日本で演奏してくれたのは、
佐々木忠次氏がいたからだ、ということは知っている。

黒田先生は、モーストリークラシック連載の「黒恭の感動道場」で、
佐々木忠次氏の「起承転々 怒っている人、集まれ!」について書かれている。

その文章を読んで、こういう人がNBSを設立したのか、と思っていた。

7月2日、光文社から桜沢エリカ氏の「スタアの時代 外伝」が出る。
描かれているのは、佐々木忠次氏の生涯である。

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