Date: 11月 11th, 2017
Cate: ワイドレンジ
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ワイドレンジ考(ジャズにとって、クラシックにとって・その13)

「いろ(ジャズ)」のワイドレンジと、
「かたち(クラシック)」のワイドレンジとがある、と(その1)から書いてきている。

10月のaudio wednesdayで、グッドマンのDLM2からJBLの075へと変更した。
音が大きく変化したことは、
別項『アンチテーゼとしての「音」(audio wednesdayでの音)』で書いている。

075にして、心地よい朝日のような明るさを感じた、とも書いた。
そのことと密接に関係しての「いろ(ジャズ)」のワイドレンジだと感じた。

明るくなることではっきりとしてくる色がある。
DLM2の音は見えにくかった(聴こえにくかった)、
もしくは見えてなかった(聴こえてなかった)色が、075は提示してくれる。

それは、昔からいわれているようにトゥイーターを替えれば、
トゥイーターの受持帯域だけでなく、中域も低域も変ってくる。

だから色が見えはじめてくる。
まだまだ十分な「いろ(ジャズ)」のワイドレンジではないが、
075によって、ひとつの手応えを得ることができた。

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