第60回audio sharing例会のお知らせ
2016年1月のaudio sharing例会は、6日(水曜日)です。
何度か告知しているように、1月の会はアンプの比較試聴を行う。
といっても、厳密な意味での比較試聴ではなく、
もっと気楽な意味でのアンプの聴き較べと思っていただきたい。
今回はそうなるわけだが、いつかは厳密な意味での比較試聴というものを、
喫茶茶会記のスペースでできるだけ再現してみたい、と考えている。
ここでの比較試聴とは、私がいたころのステレオサウンドでの試聴が、
どんな感じで行われていたのかを、大事なポイントを抑えなから再現できないか、と思っている。
アンプの比較試聴でもいいし、カートリッジの比較試聴でも、
対象となる機器は特にこだわらない。
どれかに決めて、例えばカートリッジの試聴ならば、どういったことに気をつけて試聴を行っていたのか。
私がいたころ、カートリッジの試聴は井上先生だけだった。
この時の記事は私が担当だったから、どんなふうに試聴を進んでいったのかははっきりと憶えている。
どういうことに注意しながら、プレーヤー、カートリッジ、トーンアーム、レコードを扱っていたのか、
そのへんのことも細かなことまで憶えているから、というよりも身体感覚となっているから、
いくつかの制約の中であっても、再現できる自信はある。
人によっては、そんな細かなことにまで気を使ってやっているのかと思われるかもしれないし、
その程度なのかと思われるかもしれない。
どちらであっても、想像以上に試聴はしんどいものであることは伝えられるはずだ。